サーバーリプレースを検討中ですか?

サーバーリプレースとは

ファイルサーバを利用している組織は多いですが、どのようなサーバーでも、ある一定期間を過ぎるとサポート期間が終わったり、故障したりするなど機械なので起こりうることですよね。

日本では、複数年契約でファイルサーバを利用することが多いようです。そうするとその契約期間がすぎるとき、いわゆる「リプレース」で新しいファイルサーバに交換してさらにむこう複数年の契約を締結して利用したり、もしくは昨今ではクラウドを利用したりすることもあります。

ファイルサーバかクラウドか

オンプレミスインフラからクラウドへの移行

サイバー攻撃が増えている昨今、さらにファイルサーバのコストも考え、クラウドに移行する組織が増えています。オンプレミスのファイルサーバ、クラウド、どちらもメリットデメリットがあると思います。また、クラウドでも保存先がどこにあるのかを気にされ、ピンポイントで国産クラウドを希望しているお客様もいるようです。

脱クラウド

IT Mediaの記事によると、IDCの調査で「クラウドは高い」「初めからクラウドを使わないという選択」などの理由により、脱クラウドの流れも見られるようです。いったんクラウドサービスを導入したが、コスト削減のためにデータをオンプレミスインフラに戻す動きもあるようです。

ただ、全面的にクラウドサービスからオンプレミスへの全面的な移行にはならず、ハイブリッドクラウドの形を選ぶ動きがあるようです。

ファイルサービスとは

上記のように、ファイルサーバやクラウド、混在環境、ハイブリッド環境など色々あることを鑑み、Northernではファイルサービスと呼んでいます。どこにデータが保管されているのか、保管先がファイルサーバでもクラウドでも、サービスとして社内提供されているのでファイルサービス、そしてNorthernは保管先にこだわらずデータ管理を推奨しています。

 

タイミング

タイミングとしては日本のお客様の場合は、ファイルサーバの複数年契約が切れるタイミングに検討されているようです。もしくはそれを念頭に置いて数年前から検討する、または大規模環境ですと、長いスパンで数年プロジェクトとして一部をクラウド、一部をファイルサーバなど慎重に進めているお客様もいらっしゃいます。

 

ポイント

サーバーリプレースなのかクラウドに移行するのか、どちらの場合においても不要なデータを新しい環境に持ち込まないようにすることが大切です。この機会に見直し、整理整頓したうえでリプレースにうつることをお勧めします。また以下のようにこの機会があってこそできるデータ管理がありますのでご参考ください。

データ保護

データが適切なところに保管されているのかを確認することも必要です。

脱炭素・カーボンニュートラル

データの整理整頓で脱炭素に貢献することもできます。

Northernが提供できること

Northernはお客様にデータの整理整頓をお手伝いしています。不要なデータをそのまま移行すればコストは余計にかかりますし、もしセンシティブなデータであれば不要なのに移行することで、余計なリスクを負うことにもなります。

データ移行サービス

例えば以下のようなお客様事例にもあるように、Northernではデータ移行のお手伝いをしています。

お客様事例- 移行期間を大幅短縮

Northernは、A社(グローバルに展開するファストファッションの大企業)が、データセンターと80台以上のグローバルなWindowsファイルサーバーを新しいプラットフォームへ移行するお手伝いをしています。

彼らは、Northern社のお手伝いによって、この移行を18~20ヶ月ではなく12ヶ月で完了できると見積もっています…これは30~40%速く、コストも低くなり、より安全な移行になりました。

過去にA社で同様の移行を2回行ったチームが、Northernの(大きな)インパクトについて、以下のように評価しています。

 

  1. 移行するファイルの数とデータ量を減らせた。
    • アクションプロポーザルと隔離によるターゲットクリーンアップで、1億以上のファイルを削除した。
    • レガシーグループ共有、放置されたホーム共有、Outlookのデータファイル、仮想マシンのリソースファイルなど、すべてがターゲットにできる
  1. 権限分析により、移行用アカウントに必要なアクセス権を確保できた
  2. ファイル共有のアクティビティを分析することで、アクティブな共有と非アクティブな共有の扱いが異なり移行計画のための貴重な情報であることが判明した。
  3. データユーザーの移行を準備し、ビジネスへの悪影響を回避するためには、所有権を確立することが重要 – Northernは、ファイル所有権や権限情報を提供し、この点で非常に役立っている。

 

大きなポイントだけで、移行するデータが減ったことで単純にコスト削減、必要なアクセス権を確保しリスクも軽減できています。さらに、これらのプロセスから今後何を重視してアクションすべきなのかも課題も見えてきました。

全体的には移行プロジェクトの大幅短縮によって、貴重なリソースがほかのプロジェクトに振り分けられますし、それによって一人一人が効率よく働くことが出来ます。

 

移行中、Northernは進捗状況を監視し、問題を迅速に特定することを可能にします。移行が完了した後も、Northern社のソリューションはファイルサービスの利用状況を継続的にフォローアップし、この組織のすべてのファイルストレージプラットフォームにおけるリスクとコストを最小化するのに役立つことでしょう。

こちらの事例について詳しく知りたい方はこちらのリンクをご覧ください。

Northernの提供したサービスについて詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

参考情報)https://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/70937/reading_logs