脱炭素・グリーントランスフォーメーション(GX)

ここ数年、世界中で企業の社会的責任(CSR)が話題になっています。その責任を果たすための1つの側面は、環境に配慮することです。 IDCは、すでに来年2023年には、世界中の組織の60%がビジネスライフサイクルに持続可能性に関連する考慮事項を実装すると予測しています。 ITは今日のあらゆる業務の大部分を占めているため、持続可能なITは多くの組織にとって重点分野です。

持続可能なIT、つまりグリーンITは、基本的に、組織が保存するデータの二酸化炭素排出量を削減することになります。 それを見る簡単な方法は、1年間に1TBのデータを保存するCO2の量を尋ねることです。 残念ながら、その質問に答えるのは、多くの要因に依存するため、思ったほど簡単ではありません。

  • データはどこに保存されていますか? 独自のデータセンターをお持ちの場合、冷却はどの程度電力を消費しますか? おそらくデータの一部をクラウドに保存すると、クラウドプロバイダーの持続可能性が問題になります。
  • どのタイプのストレージが使用されていますか? SSDディスクは、従来の回転ドライブよりも必要な電力が少なくて済みます。つまり、ディスクあたりのワット数またはテラバイトあたりのワット数(TB)が低くなります。
  • データはどのようにバックアップまたは複製されますか? どのレベルの冗長性でも、消費電力が少なくとも2倍になり、二酸化炭素排出量が2倍になる可能性があります。

これらはすべて、組織が少なくともある程度影響を与える可能性のある要因です。単純な質問のように見えるものに答えるために尋ねなければならない次の質問、つまり1年間に1TBのデータを保存するCO2の量はそうではありません。

  • あなたの会社がデータを保存している電力網はどれほど炭素集約的ですか? 一部の国は、電力生産が低炭素排出量の再生可能エネルギー源に基づいていることを確認することに尽力していますが、他の国々は、非常に高レベルの二酸化炭素を大気中に放出する石炭などのエネルギー生産源からまだエネルギー生産をシフトしていません。

質問に完全に正確に答えるのは難しいことですが、入手可能な情報源に基づいて指標を得ることができます。 次にいくつかの例を示します。

  • スウェーデンでは、1 TBのデータ/年のCO2排出量は、20 kWh x 55g =1,1kgから100kWhx 55g =5,5kgの間です。
  • ドイツでは、1 TBのデータ/年のCO2排出量は、20 kWh x 400g =8kgから100kWhx 400g =40kgの間です。

数値の計算にどれだけの時間を費やしたいかに関係なく、1つ明らかなことは、保存するデータの量を減らすことは、環境への影響の削減に大きく貢献するということです。 そして、保存するデータを減らすことは、Northernがお客様のお手伝いをさせていただいてる分野です。

 

参考文献

IDC FutureScape: Worldwide Services  2022 Predictions https://goto.webcasts.com/starthere.jsp?ei=1494840&tp_key=f78f20e8b9

Estimated figures based on data centres holding 2300 exabytes of data while consuming 400 TWh of energy per year. CO2 output per kWh figures: https://electricitymap.org/