導入事例
日本全国にスポーツクラブやフィットネススタジオ、介護リハビリ施設などを160ヶ所以上展開し、健康づくりを支援している『生きがい創造企業』株式会社ルネサンス様。ルネサンス様がストレージ・インフラを刷新する時が来たとき、コストとリスクの過度な増加を避けるためには、データ管理が重要な要素であることを認識されました。
ルネサンス様は、保存可能なデータ量に厳しい制限を設けることから始めたいと考え、きめ細かく、クラブ、本社武将、個人など階層を気にしないクォータ制御を可能にし、フォルダ単位で使用状況を書く尾人できる可視化によって適切なストレージ管理を推進されています。
「全国に展開する100ヶ所以上のクラブ、本社の各部署、そして社員約1300人に、それぞれフォルダを提供しクオータ管理を行っています。以前は一つひとつ手作業で行っていましたが、Northern Storage Suiteの導入によって自動化が進展。管理する対象も多く、多段階層となるストレージ環境も非常に効率的に管理できています。」
また、しきい値超過時に自動送信されるメールにより、ユーザに迅速なデータ削除を促し、管理者にかかる負担を軽減。さらに今後は、セキュリティ面への活用も
視野に入れ、安全かつ効率的なデータ管理の実現に取り組まれています。
「今回のツール導入で、容量がしきい値を超過した際にメール通知する機能が付加されました。ユーザは、メールから管理
コンソールを開き、データを様々な条件で一覧表示し、不要なデータを削除します。フォルダの管理は、各クラブ、各部署に
任せているので、データの可視化と管理する上での判断軸を提供できたのは大きなメリットです。また、直感的に操作でき
るユーザインターフェースなので、使いやすさの面でも安心です。」
持続できる管理方法を確立
ルネサンス様は、実際に許容されるデータ量に厳しい制限を課す前に、不要になったデータを削除したいと考えました。Northernが提供できるデータに関する情報を利用することで、ユーザーは制限が設定される前に1ヶ月間、データを見直し、クリーンアップすることができ、このプロジェクトは大成功を収め、保存データの総量はその時点で18%削減されました。また、エンドユーザーに自分のデータを管理することの重要性を教える良い機会にもなりました。
ファイル内容の分析によるリスクの低減
データの数量制限を設定し、どのようなデータが保存されているかを高いレベルで把握できるようにした後、ルネッサンス様は、例えば会員リストなど、個人情報や機密情報を含むファイルデータを強調表示したいと考えていました。Northernのソリューションでは、マイナンバー(日本の社会保障番号)、クレジットカード情報、電話番号などを含むファイルを見つけることができます。疑わしいファイルは、潜在的なリスクとしてセルフサービス・ポータルで強調表示され、今後より慎重に取り扱うことができます。
「全従業員が機密情報の保存場所を把握するのは難しいため、その種の情報が含まれるファイルが誤ってファイル共有に保存されてしまいます。Northernのソリューションは、テキストマイニングを使って個人情報を含むファイルを見つけ出し、セルフサービス・ポータルにそれらのファイルをリストアップします。そのため、セキュリティ漏えいを事前に防ぐことが可能でした」。
ルネサンス様社内では、フィットネスクラブと本社の両方で個人情報を扱う必要があり、次のステップは、機密情報の保存を許可する場所に関するポリシーを作成することでした。ルネサンスでは、これらのポリシーによって、ガバナンスとコンプライアンスを向上させ、リスク・エクスポージャーを削減します。
Assistance and expertise through the process
ルネサンス様にはNorthernが提供するサポートのレベルに非常に満足していただきました。
「導入に当たっては、専門技術者に来ていただきました。また、日々の運用の中で出てきた課題に対しては、リモート保守でスピーディに対処していただいています。構築から保守にいたるまで、非常に手厚いサポート体制で対応していただいています。」
About the Company
株式会社ルネサンス様は、日本全国にスポーツクラブやフィットネススタジオ、介護リハビリ施設などを160ヶ所以上展開し、健康づくりを支援しています。
